フリーランスになりたいと考えている人は、一度踏みとどまって自分がフリーランスに向いているかどうかを調べておくのが重要だと言えます。
例えばフリーランスには俊敏性が求められます。これはビジネスと競争が切り離せない存在であることが原因です。会社員として働いている場合は営業部の人が仕事を持ってきてくれるので、他の部署で働いている人は仕事が来るまで待っていればいいだけでしょう。納期を守れていれば、のんびり仕事をしていても怒られることもありません。
しかし、フリーランスは全ての業務を1人でこなす必要があります。営業も自分で行わなければならないでしょう。そのため俊敏性が低いと他のフリーランスとの競争に負けて、仕事がもらえないこともあるのです。それを考えれば俊敏性の有無がフリーランスの向き不向きに影響を及ぼすと言えます。
柔軟性の有無も向き不向きに影響します。フリーランスは取引先の要望を聞き入れる姿勢が必要になります。自分は違う考え方を持っていたとしても取引先の要望が優先なので、柔軟に思考を変える能力が求められます。
また、オンオフの切り替えができる人はフリーランスには向いています。会社員として働いている人は働き続けることに慣れているので、仕事に対するオンオフが苦手であるケースが多いです。フリーランスの場合は働き続ける必要がありません。
むしろオンオフの切り替えが上手くなければ仕事とプライベートの区別がつけられなくなり、苦労してしまうこともあるので注意が必要だと言えます。